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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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瀧上賢治選手(JAF愛知)の義足が・・・ 部品をみんなの力で、日本のメーカーへ運ぶ

カナダに住む日本人の皆さんに、大変な応援を頂いている。
瀧上賢治選手(JAF愛知)のクロカン用義足の足首部分の調整・角度の違いに気付き、日本の義足メーカーに至急送り、修理が必要となった。


[写真]瀧上賢治選手(JAF愛知)
(日本の義足メーカーに電話する瀧上賢治選手(JAF愛知))


初日の練習、新しく改良・調整してきた義足だったが、足首部分の角度が違っており、前傾をかけた走りができないことに気がついた。
しかし、もう今からだと、日数がなく空輸便でも間に合わない。


ここシルバースターは、バンクーバーから500km以上離れている。
それを知ったバーノン在住の柴田さんとバンクーバー在住の白石さんが、車でリレーし、運んでくれることになった。
(あ~、感謝だ。)
柴田さんは、白石さんと200km先のメリットで落ち合い、白石さんが、3月1日帰国予定のオリンピック日本選手団のクロスカントリー監督の佐藤志郎さんに空港のチェックインカウンターで渡してもらえることになったのだ。
そして、成田では、日立システムスキー部の事務局 勝呂君が受け取り、愛知の義足メーカーへ無事、送ることができた。


[写真]佐藤志郎さんと勝呂
(佐藤志郎さんから義足部品を預かる勝呂(スキー部事務局))


本当に感謝で、日本だけではなく、カナダに住む日本人の方にも、「命」を救われた思いだ。
当初、間に合わないと分かって、涙した瀧上賢治。
僕は「必ず間に合うから、安心しなさい」と励ました。


パラリンピック。
本当に多く方々に応援を頂いている。
けっして、忘れてはいけないことだ。
ガンバレ瀧上賢治。


[写真]トレーニング中の瀧上賢治選手(JAF愛知)
(タイム短縮のカギは、下りの技術)


[写真]雪の上に倒れている瀧上賢治選手(JAF愛知)
(スピードトレーニング、あまりのきつさに倒れる瀧上賢治選手(JAF愛知))


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