2010年08月23日(月)[荒井秀樹]
新田、太田、ローラースキー大会で健闘
8月22日(日)に行われた富山県猿倉大会に新田が、また、山形県尾花沢大会に太田が出場しました。
両大会ともSAJ公認の全日本選抜ローラースキー大会で、多くのクロスカントリースキー選手が参加しました。夏のトレーニングの一つでもあるローラースキー、このダブルポールのトレーニングがとても大切で、スキーに必要な筋力など鍛えてくれます。
もちろん、冬シーズン本番のスキーテクニックにも繋がるので、とても重要です。
新田佳浩は、平地の多いコースを片腕だけでダブルポールを頑張り、奮闘をみせました。
ここ数か月間、メダリストのイベントや表彰式など忙しい中でも、着実に練習をしてきた結果でしょう。
ただ、本人も自覚していますが、本来の走りには、まだまだ・・・。
9月からの富士山合宿、新潟県妙高合宿での走り込みや10月オーストリアのラムサウ合宿での様々なトレーニングでパワーアップを図りシーズンインしていきます。
(ダブルポールで走る新田佳浩)
太田は、5kmレースに出場。合宿期間中に6本行った大会コースのタイムトライアルを大幅に更新する走りを見せました。
「練習で、全力で走る意気込みがほしい」と全日本の大平ヘッドコーチからアドバイスされていますが、身体を動かせるきっかけになったと思います。
「練習で泣いて、試合で笑う」
苦しい練習をしてこそ、初めて、大会でいい結果を出せるのだと思います。
8月26日から妙高合宿に入る予定で、10月いっぱいまで、妙高を中心にトレーニングに励みます。
(登り坂を懸命に走る太田渉子)
シットの久保恒造、長田弘幸は、来週29日、釧路湿原車いすマラソン大会があり、レーサーでのスピード・持久トレーニングを強めています。
なお、もっとローラースキー大会の結果報告を知りたい方は、日本チームのウェブをご覧ください。