
2010年12月27日(月)[荒井秀樹]
目標タイムで競うことの大切さ
26日、クラシカルレースに出場した太田渉子。
音威子府の急斜面の続くコースだけに、目標タイム23分台で臨んだ。
「ワックスから自分ひとりでやって、グリップも効き、いい経験ができた」との感想だった。
成績は、5km24分43秒8で、160人中140位だった。
結果は不満だが、夜のミーティング、「片腕というハンデはあっても、脚力・体力すべての面で、学生や高校生に負けていて、もっと基礎的な強化が課題」で一致した意見だ。
そして大切なことは、アバウトな評価ではなく、しっかりとデーターや数値で評価する「タイムで戦う」ということ。
今回、1km平均タイムが4分58秒で、パラリンピックで使う計算タイムにすると4分32秒。
23日の名寄大会では、1km3分48秒だった。
2レース平均1km4分10秒だ。
太田渉子は1kmタイム3分40秒(計算タイム)が目標だ。
今シーズン、なんとかクリアしていきたい。
なぜなら、パラリンピック女子立位障害クラス、世界は、もう3分20秒台に突入しているからだ。
元五輪選手の神津正昭さんから「渉子ちゃんには、このコースキツイね」と優しい声をかけてもらった。
SAJのTD小林義夫さんから「ストック1本は、このコース厳しい。でも果敢に挑戦してる太田さんに、もっと頑張ってもらいたい。みんな応援しているよ」と激励。
みんなから応援をもらった。本当に感謝。
来年は、もっと練習して出直してきます!
(最後まで右手をスイングしスキーをグライドさせている。)
(交互操作時も左手の使い方がポイント)
(右足キック時は速い切り替えでスピードを加速したい)
(勝呂さんも応援に来た)