2011年06月02日(木)[新田佳浩]
今年のテーマ「とにかく走る」
クロスカントリー競技は、30秒おきに選手がスタートするため、選手はスタッフやコーチから順位などの情報を伝えてもらえるので状況はわかるのですが、観客の方はゴールするまで順位がわからない、という問題がありました。
そこで昨シーズンから観客にもわかりやすくするため、予選のタイム差で決勝が行われ、ゴールした順に順位が決まる「パシュート競技」が試験的に行われました。
これは個人的な見解ですが、このパシュート競技はソチ・パラリンピックで正式種目になる可能性があると考えています。
パシュート競技で勝利をつかむためには、何が必要か?
「心・技・体」それぞれが充実していなければなりませんが、私は『回復力』が必要だと思っています。
予選を全力で滑走して、いかに決勝までに身体のダメージなく、レースに臨むことができるか?が大きく勝敗を分ける。
そのためには『強い身体作り』をすること。
『強い身体作り』の一環として考えているのが、ランニングの走力をアップすることだと考えて、今シーズンはランニングを中心にトレーニングを行っています。
【ランニング=スキー】というわけではないですが、ランニングはすべての競技の基本。
今年は積極的にランニングのレースにも参加しています。
その1つが、5月29日に行われた『グリーン駅伝in皇居』です。
(雨の中での駅伝レース)
当日は雨という天候でしたが、東京合宿の成果を試す良い機会でした。
タイムは1周17分弱ということで、1kmあたり3分30秒を若干越えるタイムでしたが、トレーニングを開始してすぐのこの時期にしてはそこそこのタイム。
(皇居駅伝の様子)
次は、6月12日(日)に行われる「いわて銀河100kmチャレンジマラソン」の駅伝に出場を予定しています。