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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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ニュージーランド・ウィンターゲーム2011に出場

ニュージーランド合宿期間中に、2年に1度のウィンターゲームが開催されています。
クロスカントリースキー、アルペン、スノーボードやカーリング、スケートなどウィンタースポーツの祭典で、
ここスノーファーム(クロスカントリースキーコース・標高1600m)では、FIS並びにIPCのクロスカントリースキーレースが行われました。


13日は、クラシカル男子15km、女子10kmで、IPCレースには日本から4選手が参加。FISレースには、岐阜日野自動車の井川選手、成瀬選手、長崎体育協会の内田選手、秋田ゼロックスの石垣選手らが出場しました。


新田佳浩は、15kmを44分06秒(計算タイム92%)で、本人は、「まだ、不満・・」と言っていますが、7月に腸炎の疑いで入院していたことを考えると、しっかり走れたので、僕としては「ホッとした」のが正直なところです。
表彰台では、君が代が流れ、いい表情をしてくれました。うれしかったです。


[写真]表彰台に立つ新田佳浩
(表彰台に立つ新田佳浩)


新田は、1kmのタイムも2分56秒と目標だった3分を切り、平地の少ないアップダウンのコースに強いところを見せてくれました。
課題は、ペースを落とした3周目の後半のスピード持久力で、体調を壊した夏場のトレーニング不足を取り戻し、平地ダブルポール強化に取り組みます。
(足に障がいがある両腕の選手と競うスタンディングクラスは、片腕の選手の押す力が勝敗を分ける)
要注意だった若手の成長株、マーク(カナダ)に3分以上勝ったのも「クラシカルの新田」を改めて示してくれました。
秋からのトレーニングが楽しみです。


[写真]新田佳浩の走り
(新田佳浩の走り15km44分06秒)


太田渉子とジュニアスキークラブの阿部友里香は、10kmレースに出場。
太田は、37分48秒。阿部はクロカン2年目ですが、海外レース初出場で50分03秒、日本チームの出来島桃子選手(新発田市役所)は、42分48秒でした。


[写真]太田渉子10km37分48秒
(太田渉子10km37分48秒)


[写真]阿部友里香10km50分03秒
(阿部友里香10km50分03秒)


[写真]出来島桃子選手10km42分48秒
(出来島桃子選手10km42分48秒)


夜のミーティングでは、ビデオを観ながら、「体が重かった」「リズムを変えながら上りを走れた」「下りをイメージ通り攻略できた」など、レースを振り返りました。
阿部は、まだまだ先を見据えて伸びる選手で、将来がとても楽しみです。


[写真]夜のミーティング10km42分48秒
(夜のミーティング)


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