2011年09月27日(火)[新田佳浩]
オーバーホフのスキー環境
時差ボケも徐々に解消され、これから本格的な強化トレーニングを行っていきます。
今回初めての合宿となるオーバーホフは、スキーホールという年中クロスカントリーができるというハードの側面だけでなく、様々な形で多くのクロスカントリースキーヤーを受け入れる体制があります。
その1つが、スキーホールでアスリートが使用できる時間とツーリストが使用できる時間が分かれていることです。
クロスカントリーは、自分の体力や技術レベルに合わせて滑ることができることが魅力だと思うのですが、日本ではアスリートが中心にコースを使用するため、一般のスキーヤーやこれから始めたいと思っている方にとってはかなり高いハードルがあるように感じます。
スキーホールでは、ツーリストの時間がしっかり確保されているため、時間になると多くの方が集まり、それぞれのペースで滑っています。
(それぞれのペースで滑っている)
(ツーリストの方)
また、オーバーホフの街中では、スキーやポールウォーキングのテクニックを紹介した看板まであります。
(クロスカントリーのテクニックを紹介した看板)
(ポールウォーキングのテクニックを紹介した看板)
誰でも自分のレベルに合わせてクロスカントリーを楽しむことができる。日本もいつか様々なクロスカントリーの楽しみ方ができるようなシステムにしなければならないと感じる機会でもあります。