articleID:7293;categoryID:492

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!
日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
日常の素顔から大会日記までをお届けします。

ここから本文

久保恒造選手への眼差し

【第1回 久保恒造選手】

  • 久保恒造選手インタビュー [1][2]
  • 久保恒造選手への眼差し
  • 松田欣浩さん(日立ソリューションズ 教育部 教育企画グループ グループマネージャ)
  • 荒井秀樹監督インタビュー

◆日立ソリューションズ 教育部 教育企画グループ グループマネージャ松田欣浩さんが語る久保恒造選手

久保選手の職場の上長である松田さんに日頃の久保選手の様子についてインタビューしました。

久保選手はどのような社員ですか?また、久保選手は教育企画グループの方々とどのように接していますか?

松田課長
久保選手は、周りの方々の話をよく聞いて、人を立てることができる素直で謙虚な方です。また、私たち教育企画グループのメンバーは、普段社内教育で資料を作成したり、プレゼンテーションの方法などのアドバイスをしたりしているので、久保選手が社内外で講演する際にも発表内容をチェックするなどして、協力しています。

久保選手の勤務している姿と選手として活躍している姿はどのように違いますか?

松田課長
久保選手の試合の応援に行ったことがありますが、試合では闘志を前面に押し出していて、普段の勤務中の控えめな様子と比較すると、かなりギャップがあり驚きました。競技中のアスリートの姿はとてもかっこよく、魅力的です。今後も、職場の代表、会社の代表として頑張ってほしいと思います。




◆荒井監督が語る久保恒造選手

久保恒造選手はどのような選手ですか?

久保選手は怪我を乗り越え、一からシットスキーを始めました。困難を乗り越え一段ずつ、階段を登り、今では「パラリンピックのシットスキーで金メダルを取るんだ」と頑張っている。そういう、どんな困難に直面してもあきらめずに「前に進む力」を持っている選手です。

久保選手の強みはどんなところですか?

久保選手はマイペースな性格で、失敗しても表情に出さないタイプ。だからこそ目標に向かって着実に力をつけていきます。また、バイアスロンという競技は、スキーで滑ってから心拍数が上がっている中で射撃をするシビアな競技ですが、久保選手はそんな中でも的を確実に打ち込む技術をもっています。

ソチに向けたトレーニングで工夫されている点はありますか?

今期のトレーニングでは、射撃時間を縮めるため、通常より5ミリ小さい10ミリの的で射撃練習をしています。的を小さくし、かつ射撃までの時間を縮めるという負荷のかかる訓練をすることで、自信をつけることができます。また、トレーニング以外では、スキーは、摩擦と抵抗を和らげて雪の上で板を滑らせるスポーツなので、より速く滑るために器具を改良したり、シットスキーを軽量化したり、高さや角度を調整するなどして日々工夫しています。



【第1回 久保恒造選手】

  • 久保恒造選手インタビュー [1][2]
  • 久保恒造選手への眼差し
  • 松田欣浩さん(日立ソリューションズ 教育部 教育企画グループ グループマネージャ)
  • 荒井秀樹監督インタビュー