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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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クロスカントリースキー・スプリント・フリーで3位になった新田佳浩選手、太田渉子選手と荒井秀樹監督のコメント

国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第3戦ドイツ大会2日目、クロスカントリースキー・スプリント・フリーで3位になった新田佳浩選手、太田渉子選手と荒井秀樹監督のコメントです。
引き続き、応援をよろしくお願いします!


ワールドカップ第3戦ドイツ大会2日目結果


新田佳浩
今日はスキー板が非常に滑り、この順位に入ることができたのもワックスマンのおかげと感謝している。また、自身のレースのすぐ前に太田選手が滑り、3位に入ったので、刺激を受けて良い滑りができた。
明日はミドル・クラシカルレースなので、そこでしっかりと結果を出せるように頑張りたい。


太田渉子
今日は、日本チームの板がとても滑っていたので、予選と準決勝は余裕を持って滑ることができた。決勝では、位置取りに失敗し、失速してしまったが、苦手な登りで頑張って走り、前の選手が転倒したこともあったが、最後のスタジアムで前に詰めることができ、3位に入ることができた。
レースを振り返ると、登りの頑張りが無ければ3位に入ることができなかったと思う。また、滑る板を作ってくれたワックスマンに感謝したい。ソチに向けて、ライバル選手が出揃う中での表彰台は素直に嬉しいし、この結果を弾みとして明日以降のレースも頑張りたい。


荒井秀樹 監督
スプリントレースで、予選を8位で通過した男子立位の新田佳浩は、準決勝、決勝と位置取りや仕掛け所で本人の思い通りのレースを展開することができた。特に、後半の下りからスタジアムへ戻る直線では、圧倒的にスキーが滑っていた。3位入賞を弾みにして、明日のレースに向けて更に頑張っていきたい。


女子立位の太田渉子はソチ本番に向けた調整が遅れていたが、ようやく復活の兆しが見えてきた。今日のレースは予選を5位で通過し、準決勝、決勝と駒を進め、ロシア、ウクライナの選手達ときつい登り坂でも負けない走りができていた。前を滑る選手が転倒し、クラッシュしそうになったが、上手くかわして3位に滑り込むことができた。これも長い登り坂を諦めないで戦った結果であり、スキーを仕上げてくれたワックスチームのおかげだ。


明日はドイツでのクロスカントリースキー最終レースとなるミドル・クラシカルレースなので、チーム一丸となって戦っていきたい。日本の皆様の応援をよろしくお願い致します。


(出典元:障害者クロスカントリースキー日本チーム ニュースリリース


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