2017年03月29日(水)[荒井秀樹]
INASスキー世界大会2日目
今日のレースにはID日本チームからは4選手が出場しました。
西村潤一選手(株式会社 宇野甘源堂)が6位、山田雄太選手(株式会社 弁釜)は9位、村越裕太郎選手(特別養護老人ホームあかね園)が12位、下坂雄一選手((株)カンディハウス)は15位でした。
(スプリント決勝)
スプリントレースですが、日本選手は速い動作が苦手で、下りの技術も上位選手とは差があり、制限滑走やステップターンの基本練習も必要だと感じました。
ID(知的障害)選手たちは、全員仕事をしながらトレーニングに励んでいますが、練習時間の確保や大会遠征にかかる費用等たくさんの課題があります。
選手の環境を変えて行くことも大切で、そのためにもIDスポーツを多くの方に知っていただき応援してもらえる環境作りが必要です。
今回のフランス大会もそうですが、ボランティアで運営しており、予算もほとんどかけていないのが現状です。
今後は、スポンサー企業の獲得や情報発信の仕組み作り等、国際大会としての準備が必要です。
(荒井監督の情熱日記3月29日)