2017年08月26日(土)[荒井秀樹]
国際クラシファイアへのPathwayを考える研修会
JPC主催の「国際クラシファイアをめざす研修会」に参加しました。
(貴重な資料をいただきました)
パラリンピックに出場する選手は、自分の障がいに応じたクラス分けがされています。
ノルディックスキーで言えば、肘から先が欠損、あるいは障がいの場合はLW8で、新田選手がそうです。
肘から上が欠損・障がいの場合はLW6で阿部選手。
両腕に障がいがある場合はLW5/7で川除選手のクラスと判定されています。
この判定をする方が国際クラシファイアです。
IPC主催の研修に参加、実習等2年間行ない、初めて国際クラシファイアを取得できますが、国際役員に進む人材がおらず、2020東京に向けても大きな課題です。
日本は、語学や本人の仕事のこともあり、まだまだ少なく、ぜひ各競技団体から多数挑戦してもらいたいとJPCも力を入れています。
また、国内クラシファイアも活動しています。
車いすバスケットボール連盟には106名、パラ陸上競技連盟には85名いるとのこと。
アルペンスキーは2名、ノルディックスキーは1名しかおらず、スキー連盟としても本格的に取り組まないといけない課題です。
研修後半は、グループ討議をして他の競技団体の皆さんの取り組みや現状を聞けて、大変参考になりました。