今回の大会では多くのご声援をいただき本当にありがとうございました。
まずは感謝をお伝えいたします。
自分にとっての東京大会は、やはり特別な思いで迎え、スタート地点に立てた時の喜びは今までに感じたことのないものでした。
日本代表を勝ち取るまでにはさまざまな試練がありましたが、本大会では力を出し切れたことに満足しています。

レースでは、前半から強豪選手のペースに何とか喰らいつく展開でした。
前回のリオ大会では何もできずに終わってしまったことに悔しい思いを残していたので、今回はこれまでとは違うことを見せようと、ラスト４周で前に出て仕掛けました。しかし、レース前半の消耗が響いて残念ながら最後まで先頭で走ることはできませんでした。
決勝進出はできなかったですが、世界の舞台で積極的にチャレンジできたことで意地は見せられたのではないかと思います。


（2019年日立ソリューションズの本社激励会での久保選手）

今後も走り続けながら、次世代育成も視野に入れ、将来のパラ陸上の発展に貢献できるような活動もしていきたいと考えています。
今回はたくさんの方々にレースをご覧いただき、応援をいただきました。
本当にありがとうございました。