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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
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岸澤宏樹選手に近況をお聞きしました

今年に入って、2月のドバイ大会、6月のスイス大会でもますます活躍を見せている岸澤選手に近況をお伺いいたしました。

Q. 8月の網走合宿では涼しい中で充実したトレーニングを過ごされたことと思います。岸澤選手が今注力しているポイントなどがありましたら、教えてください。

A. 現在は大きく変更した新レーサーのフィッティングや効率的な漕ぎ方を模索しながら、大分国際車いすマラソンに向けて持久力やフィジカルを強化している段階です。今後マラソンにも本格的に挑戦していきます。

[写真]新しいレーサーに乗る岸澤選手
(新しいレーサーに乗る岸澤選手)

Q. レーサーはその時々で調整していくことと思いますが、どのような調整をしていくのでしょうか。差しつかえありませんでしたら教えていただけますか。

A. 多くの選手が正座姿勢でレーサーに乗っています。大きく言うと、体育座りに近い姿勢で座るのか土下座に近い姿勢で座るのか、そういった角度や膝とお尻の高さなどを、クッションなどを用いて1mm単位で調整しています。

[写真]レーサーを調整中の岸澤選手
(レーサーを調整中の岸澤選手)

Q. パリ大会で何か印象に残ったことやシーンがございましたら教えてください。

A. 一番は同じ競技クラスの鈴木朋樹選手がマラソンでメダルを獲得したことです。このT54クラスは競技レベルが高く、長い間メダルに届かなかった中でメダルを獲得されたのは歴史的な結果でした。
鈴木選手とは一緒に練習することも多く、今回はパリに向けてのトレーニングパートナーとして活動させていただいたこともあり、その難しさと凄さを感じたと同時に、そこに立てなかった歯がゆさ、自分がその背中を追いかけていく決心を持ちました。

岸澤選手お話しを聞かせていただきありがとうございました。大分に向け頑張ってください。

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