2006年12月23日(土)[荒井秀樹]
フィンランドからの手紙
会社に戻ったら、1通の手紙がデスクに置いてあった。
サンタクロースの切手が貼ってあるフィンランドから手紙。
渉子からだ。
なんでも、メールになってしまったけど、
久々に手紙をもらうと、うれしくなる。
経費の領収書や近況の報告が書いてあった。
フィンランドはサンタの国だけあって、学校のランチもクリスマス料理になっているそうだ。
クリスマス料理ってなんだろうと思ったりして、
こんど聞いてみようと思う。
日本ではケーキしか思い浮かばない・・・のは僕だけだろうか。
それに、もっと感心したのは、
クリスマス近くなると、みな赤いものを身につけて登校してきたり、
授業でクリスマスツリーを作ったり・・と
日本で言うクリスマスとちょっと違うようだ。
もらった写真を見ると、「ほんとだ・・赤いの着てる・・・」
「サンタの帽子をかぶった子もいる・・」
フィンランドへ留学している渉子は、
スキー技術はもちろんだが、
いろんなフィンランドの文化にも接して、学んでほしいし楽しんでほしい。
とてもいい環境で、よかったな~と思う。
一字一字しっかりと書かれた渉子の手紙は、
なにかとても成長した渉子の面影を感じさせてくれた手紙だった。
そして、フィンランドで、渉子と仲良くしてくれている友達や先生方、コーチの方々に、とても感謝している。
もうすぐクリスマス。
僕らは北海道で合宿中だが、
渉子の手紙を読みながら、
フィンランドのみなさんに心から感謝したい、そんな日になりそうだ。