2007年12月06日(木)[荒井秀樹]
フィンランドから届いた1枚の写真
11月の北海道に寒波が押し寄せてきた時、フィンランドの太田渉子からメールが届いた。
北村山高校のスキー部先輩、矢口小百合さんが、ボッカティにいるとのこと。矢口さんは、今年高校を卒業し、青森県の弘果スキーレーシングクラブに所属している。
高校時代、インターハイはもちろんのこと全日本でも優勝するスーパースターなのだ。 渉子は、そんな矢口先輩を尊敬し、よく北村山高校時代に僕に語ってくれた。
「とてもやさしくて、練習もすごい先輩」と。
そんな憧れの先輩と、フインランドの留学先ボッカティで会ったのだから、うれしくてうれしくて、きっと僕にも、ツーショットの写真を送ってくれたに違いない。
僕は、ピースをする笑顔の二人の写真を見ていると、2010年カナダのバンクーバーでオリンピックとパラリンピックの桧舞台で大活躍している二人の姿を思い浮かべてしまうのだ。
山形県民は、人情にあふれ、自然とスポーツが大好きな人達が多い。そんな環境に育った二人が、将来を夢見て、頑張る姿に、僕はとても応援してあげたくなるのだ。
「がんばれ!北村山高校!」と。