2008年01月17日(木)[荒井秀樹]
2008W杯障害者スキーいよいよ開幕!
日本から選手へ熱い応援お願いします
いよいよ開幕戦です!
世界のパラリンピック強豪国が時代とともに大きく変わろうとしています。
98長野パラリンピックでは、欧州のドイツ、ノルウェー、スウェーデンなど福祉先進国といわれた国が強豪と言われてきました。
しかしながら、今では、選手派遣すら厳しい状況をむかえています。
それに引き換え、台頭してきたロシア、ウクライナといった旧社会主義国が圧倒的な力を誇っています。
そして、この大きな世界の壁に挑戦しているのが、アメリカ、カナダそして日本です。
私たち日本チームは、この世界の変化が著しいノルディックスキー競技において、世界の頂点を目指し、活動をしています。
昨年は、井口深雪(旧小林)の視覚障害で、太田渉子も立位障害で、世界総合チャンピオンを勝ち取りました。
それも外国選手のお家芸と言われているバイアスロンにおいてです。
年間総合チャンピオンも日本人初でした。
今シーズンは、岡山出身の新田佳浩選手(片腕切断)、山形出身の太田渉子選手(片腕障害)を中心に全戦全レースに挑戦します。
また、急成長をとげている大阪出身の近藤さつき選手(脊髄損傷)や、初参加であり、名古屋からパラリンピックに出場したいと燃える佐藤圭一選手(片腕障害)も最終調整に入っています。
北海道の長田弘幸選手(脊髄損傷)は肩の手術から完全復帰し、トリノパラ以来の国際大会で、03W杯優勝したレースのようなダイナミックな滑りの復活に期待しています。
射撃練習中の長田選手です。シットスキーを付けたまま伏せるため、射撃姿勢が苦しく、心拍も上がっているので高度なテクニックが必要です。
多くの皆様のご声援をお願いします。
是非コメント欄から応援メッセージをお寄せください。
皆様からのメッセージは毎年プリントアウトして宿舎の廊下に貼り出し、選手の励みとなっています。