2008年01月27日(日)[荒井秀樹]
女子クロスカントリー 15kmフリーで太田が3位入賞!
太田渉子は3位に入り、昨日に続いて表彰台に上がることができた。安定した力を発揮しており、改めて日頃のトレーニングの成果が表れていることを証明した。
今日は5km×3周のコースで争った。
1周目はポーランド選手に20秒差をつけられて4位だったが、2周目から追い抜き、逆転。そのままゴールした。
今季の好調の要因の一つにスタミナがついたことがあげられる。
昨シーズンまでは、後半にずるずるとタイムを落としてしまう場合があったが、今季はむしろ後半に強さを発揮するようになった。前半のスタートダッシュで差を付けられても、後半に巻き返せるようになったことは大きな成長だ。
また、ここボッカティは太田の留学先であり、日々生活しているホームグラウンド。リラックスしてレースに臨めていることも好調を維持している理由と言えるだろう。
男子スタンディングの部で17位だった佐藤圭一(中電CTI)は今季W杯初挑戦。ドイツ大会から20位以内を維持しており、健闘している。初めての長い海外遠征で、レースへの取り組み方など毎日がすべて勉強になっているだろう。
さらにトレーニングを積み、技術・体力面が向上すれば、世界トップに食い込めることを確信した。
強気な面を持っている選手なので、期待は大きい。
明日は公式練習でレースはなし。
ドイツ大会から連戦で疲労がたまってきているので、うまく調整して29日に臨みたい。