2008年01月23日(水)[太田渉子]
最終日 ワールドカップドイツ大会を振り返って
会場は雪不足のためにホテルから車で1時間のOBERSTDORFに変更。地域の事情があり、バイアスロン競技が中止になりました。自分が得意とし1番重点的に構えていたので残念でしたが、気持ちを切り替えて臨みました。
強風と雨の中を力走する太田選手(14k付近)
結果からいうと大変驚き、ただ嬉しかった。初日のクロスカントリースケーティングミドルディスタンスが3位!4位のYULIYA(UKR)に20秒まで詰められたが逃げ切った。YULIYAは表彰台上の顔なじみの選手のひとり。去年まではクロスカントリーレースで追いつけたことはなかった。もしかしたらYULIYAの調子が完全ではなかったかもしれない。
ロシアのアンナと健闘を讃える太田選手
しかし、今年は何かが変わってきたと言える。1・2位の選手と比較してもタイムの差が歴然と縮まってきた。同じスピードで戦える。粘るレース展開が出来るようになっている。レースをしていても面白い。着実にフィンランドのトレーニングが成果で表れるのが嬉しい。応援してくれる監督・コーチはじめ、会社の方・地元尾花沢の方に胸を張って報告したい。
15kクラシカルレース表彰式
いつもたくさんの応援をどうもありがとうございます。1レース1レースで最高の走りをするので、次のフィンランドレースでもたくさんの応援をよろしくお願いします。
最後に、雪不足の会場を整備してくれた大会役員・ボランティアの方々。どうもありがとう!そして、大会のため朝早くから温かい食事を用意してくれたFerienTagungsHotelのMARJAさん達に大きな感謝をします。