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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!
日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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最終日 ワールドカップドイツ大会を振り返って

1月18日~22日にワールドカップ第1戦がドイツ・ISNYで行われました。今年はパラリンピックや世界選手権などの大きな国際大会の年ではなく、ワールドカップが3カ国で開催されます。
会場は雪不足のためにホテルから車で1時間のOBERSTDORFに変更。地域の事情があり、バイアスロン競技が中止になりました。自分が得意とし1番重点的に構えていたので残念でしたが、気持ちを切り替えて臨みました。


[写真]太田選手
強風と雨の中を力走する太田選手(14k付近)


結果からいうと大変驚き、ただ嬉しかった。初日のクロスカントリースケーティングミドルディスタンスが3位!4位のYULIYA(UKR)に20秒まで詰められたが逃げ切った。YULIYAは表彰台上の顔なじみの選手のひとり。去年まではクロスカントリーレースで追いつけたことはなかった。もしかしたらYULIYAの調子が完全ではなかったかもしれない。


[写真]肩を寄せて笑うロシアのアンナと太田選手
ロシアのアンナと健闘を讃える太田選手


しかし、今年は何かが変わってきたと言える。1・2位の選手と比較してもタイムの差が歴然と縮まってきた。同じスピードで戦える。粘るレース展開が出来るようになっている。レースをしていても面白い。着実にフィンランドのトレーニングが成果で表れるのが嬉しい。応援してくれる監督・コーチはじめ、会社の方・地元尾花沢の方に胸を張って報告したい。


[写真]表彰台に立つメダリスト
15kクラシカルレース表彰式


いつもたくさんの応援をどうもありがとうございます。1レース1レースで最高の走りをするので、次のフィンランドレースでもたくさんの応援をよろしくお願いします。


最後に、雪不足の会場を整備してくれた大会役員・ボランティアの方々。どうもありがとう!そして、大会のため朝早くから温かい食事を用意してくれたFerienTagungsHotelのMARJAさん達に大きな感謝をします。