2008年01月23日(水)[新田佳浩]
ドイツワールドカップを終えて
今大会では、トレーニングの成果と課題の両方を感じる大会であったように思う。
まず、成果としてオフシーズンからウエイトトレーニングを積極的に行ったことで、1ストローク、1キックで、より推進力が生まれたことにより成績が向上したことが上げられる。
そして課題は、ドイツでのレースは朝9時から午後2時まで様々な時間でスタートしたため、アイスバーンや水が浮いているような様々な雪の条件にあった板を準備できず、スキーの滑走性で海外選手に遅れをとってしまったことです。
クラシカルのレースで優勝したフィンランドのイルカ選手はこの大会のために、10台以上の板に雪の条件に合わせたストラクチャーを入れて持ってきているそうです。
日本から多くの台数を持っていくことは難しいかもしれませんが秒差を争うレースでは、板の選択は重要になると感じる大会でした。