2008年08月18日(月)[荒井秀樹]
北京五輪開会式に思うこと
開会式を豪華に演出するために、
開会式に上げた花火の一部は、CG処理された偽りの映像だったことが報道されている。
そして、もっと驚いたのは、
開会式に歌った少女は、
実は歌っていなく「口パク」だったことが、
報道された。
なぜ、そんなことをしなければならないのか?
スポーツの祭典が、
国の威信になって、
偽の映像を世界に流したり、
少女の心を傷つけてまで「口パク」だったのに、
歌を歌ったと嘘を言わせたりしている。
そんなオリンピックに、なにか心から喜べない。
僕は、ありのままの、スポーツを競う世界の人たちの姿こそ、
最高の豪華さがあるのだと思う。
吹雪のニュージーランド合宿。
テレビの北京五輪を見ていて、
この後の北京パラリンピック。
パラリンピックだけは、
そんなことがないことを願っている。