2009年04月16日(木)[新田佳浩]
隻腕のプロサーファー べサニー・ハミルトン
隻腕のプロサーファー、べサニー・ハミルトン(Bethany Hamilton)さんが「ザ・ベストハウス123」(フジテレビ)というテレビ番組に出ていました。
彼女、べサニー・ハミルトンはもともとスポンサーがつくほどの素晴らしいサーファーだったが、13歳のときサーフィンをしている最中シャークアタックに遭い片腕を食いちぎられてしまう。
一命は取り止めたものの、プロサーファーになると言う夢を閉ざされたように思えた。しかし彼女は、事故後1ヶ月で海に戻ってくる。
パドリング、ランディングといった両腕が重要なことも、不屈の精神で克服する。そしてプロサーファーの舞台で活躍しているという物語でした。
同じ隻腕という障害を持つ私にとって、『今までできたことが、できなくなった。』という事実は大変辛かったと思います。
しかし「できないからやらないと言うわけではなく、様々なことに挑戦する」その姿勢があったから、べサニー・ハミルトンはプロサーファーとして戻ってこられたと思います。
私は講演をするとき、『子供たちに片方の腕が使えなくなったときにどうするか?』といって様々なことをやってもらいます。
最初は、子供たちは「えぇ~」「できない!!」と言った言葉を口に出しますが、やってみると、そこから様々なアイディアや工夫が生まれできるようになります。
「やろうとしてみる。」、そして『不可能を可能に信じるココロ』があれば何でもできると言ったことを話します。
テレビを見ていて、私自身も気持ちを新たに頑張ろうと思いました。