2010年01月31日(日)[荒井秀樹]
太田渉子のラストスパート
太田渉子がバイアスロンロング12.5kmで2位に入った。
優勝は、フィンランドのマイヤ選手、ペナルティ1で射撃力をつけてきた選手。
バンクーバーでは、要注意だ。
ウクライナのユリヤ、アレクサンドラを破り、2位に入った太田渉子。
バンクーバーパラリンピックへのきっかけになる、うれしい表彰台だ。
ラスト1km、小林コーチから、「アレキサンドラに2秒差で3位」と無線が入る。
(ラスト1km、2秒差でアレクサンドラに逆転し2位)
最後の登りにいた僕は、苦しむ渉子に、
「ここであきらめるな。必ず逆転できるぞ!」と檄を飛ばした。
ワックスキャビンで作業していた嶋田将樹君や関真二君もコースに出てきた。タイムランチャーでタイムチェックしている渡辺コーチからも、「同タイムだ!足を出せ!」
太田渉子は、フィニッシュラインに向けて足を延ばしてゴール。
0.7秒差。
うれしい2位の表彰台だ。