articleID:6468;categoryID:477

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!
日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
日常の素顔から大会日記までをお届けします。

ここから本文

新田佳浩が4位 ワールドカップ第2戦フランス大会最終日

国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ第2戦の最終日が、1月31日、フランス・オートモーリエンヌで開催され、男女クロスカントリースキー・中距離・クラシカルが行われました。
日本からは3選手が出場し、男子立位の新田佳浩が4位に入りました。


【IPCノルディックスキーワールドカップ第2戦:
フランス大会最終日】

■開催日/1月31日(日)
■スタート時間/午前10時 
■時差/日本より-8時間
■開催地/フランス・オートモーリエンヌ 
■天候/晴 気温/―15℃ 雪温/-9℃
■開催種目/男女クロスカントリースキー・中距離・クラシカル


■男子
▼立位の部(10km/3.3km×3周)
新田佳浩(日立システム) 4位 30分1秒7
瀧上賢治(JAF愛知) 途中棄権 
[優勝:イルカ・トゥミスト(フィンランド)29分7秒4]


■女子 
▼視覚障害の部(5km/2.5km×2周)
鹿沼由理恵(DHLジャパン) 途中棄権
ガイド/大平紀夫(八戸第一養護学校教)
[優勝:ベレーナ・ベンテレ(ドイツ) 20分39秒4
    ガイド/トーマス・フリードリッヒ]


■荒井秀樹監督の談話
アップダウンの激しいきついコースで日本選手は苦しんだ。男子立位の新田佳浩は1周目は上位を走っていたが、最後の周回で差をつけられ、メダルにはおよばなかった。


W杯第2戦フランス大会は今日で終了した。
今大会の大きな収穫は久保恒造と太田渉子のバイアスロンでの銀メダル獲得だ(久保は7.5kmと長距離、太田は長距離)。
2月4日に開幕する次戦のW杯最終戦ドイツ大会でバイアスロンはパシュートと短距離が行われる。ここでもしっかり結果を出してパラリンピックにつながるレースをしてほしい。


W杯ドイツ大会には、今回参戦を見送ったロシアの座位、立位チームが出場予定で、パラリンピックの前哨戦と言える戦いが予想される。
パラリンピック前の最後の貴重な実戦の場を、課題のあぶり出しとその修正に生かしたいと思う。