
2010年09月01日(水)[新田佳浩]
ジュニアスキー選手の発掘
先日の24時間テレビを見て、これって年を取ったから!?なんて思うのですが、「みぽりんのえくぼ」を見て、涙してしまいました。
(ジュニアスキーキャンプより)
それは障がいのあるなしに関わらず、「今できることをがんばる!!」
そんなことを学んだように思います。
では今、自分ができることは何か!?
■まずは選手としてソチパラリンピックのスタート地点に立ったとき自信を持っていること
これは正直、トレーニングで自信を高めていくしかないと思っています。
そしてもう1つが・・・
■ジュニアスキー選手を発掘すること
競技力を向上させたいという心構えは、少しずつ前向きになってきているのですが、ジュニアスキー選手の発掘はなかなか難しいのが現状です。
実は、富山県での将来のパラリンピックアスリートに会ったときのこと。
私が「将来パラリンピックを目指してみる!?」と聞いたら
「そんな先のことようわからん!!」との答えが・・・
確かにそんな先のことを聞いた私が間違っていたけど、結構凹みました。
でも、ローラースキーの大会に出場して、家族や地域の方のサポート体制、
そして彼の負けん気の強さがあれば、必ず世界で活躍できると信じています。
9月18日に行われる「ノルデイックフイットネスフォーラム」にも参加してくれるので、それが本当に楽しみです。
そして、もう一人江東区で片腕の少女に会いました。
彼女を知ったのは、講演を行ったときに校長先生から聞いたことがきっかけでした。
約45万人いる江東区で、障がい児が約1万人いるそうです。
その人数が少ないわけではないですが、なかなか出会うことが少ないのも事実です。
講演がきっかけで出会いがあったことがうれしく、校長先生に連絡先を聞いてなんとか会うことができました。
最初はかなり警戒されていたのですが、少しずつ会話が弾んできた!?ので、「中学校ではどんな部活をしているの?」と聞いたところ。
「自分たちで作った芸術部で活動をしている」との答えが・・・
「運動はするの?」と聞くと
「あまり運動は好きではない。」と言われてしまいました。
個人的には何か運動部に入って頑張ってもらいたかったのですが、これも彼女が決めたこと。
その中で、自分がやりたい部活を作る。そのエネルギーは本当にすばらしいことだと思います。
なかなかジュニアスキーの選手は見つからないですが、これで怯むことなくジュニア選手の発掘を続けていきたいと思います。