2011年04月20日(水)[新田佳浩]
たくましさ
被災から1ヶ月以上経過していますが、いまだに余震や地盤沈下などの影響を受けている地域の映像を見ると本当に心が痛みます。
ただ、復興に向けて徐々に様々な活動を行ってきている姿を感じられるようになってきているのも事実です。
今回は、少しその様子を紹介したいと思います。
年末にジュニアキャンプに参加してくれた中学生は、進学先も決まり北海道で一緒に合宿を行う予定の前日に災害に遭い、家が津波で流されてしまいました。
ただ、多くの方からの救援物資、そして衣類など、本当に多くの方の協力で徐々に日常生活を取り戻しつつあるようです。
今は高校にも慣れ、放課後には校歌を大声で覚える練習をしているそうです。
そして、もう1つが岩手県北上市~雫石町までを走破する「第7回いわて銀河100kmチャレンジマラソン大会」の実施です。
「第7回いわて銀河100kmチャレンジマラソン大会」の大会HP
http://www.iwate-ginga100.jp/
震災の影響により4月、5月、6月の東北地方でのスポーツ大会は軒並み中止となっています。そのような環境下ですが岩手県で開催されるこの大会は「いわてから東北に元気を!」を合言葉に地元の強い要望により開催されます。
被災から復興の真っただ中で大会開催への意見は賛否両論あったそうですが、スポーツ選手だからこそできるボランティアは様々な大会に出場することではないかと思います。
今、私たちができること。
それは様々な形があると思いますが、被災地の方々のたくましさを改めて感じました。