2011年09月26日(月)[荒井秀樹]
久保恒造、今季世界3位の好タイムで入賞
大分で行われているジャパンパラリンピック陸上競技会。IPC(国際パラリンピック委員会)公認大会で、この記録がロンドンパラリンピック出場への重要な意味をもっている大会でもある。
久保恒造は、トラックレースの5000mと1500mに出場した。
ロンドンパラリンピックを狙う選手たちにとっては、「順位より、世界最高タイムを出すことが」、何よりも重要だ。
久保恒造から電話がきた。
「3位に入賞することができました。レースは、みんなで競い合って世界最高タイムを出すことができました。」とビックニュース。
24日の5000mでは、自己最高の10分11秒台で、今季世界3位に入る好タイムだ。
優勝は、洞ノ上選手で10分10秒で世界最高。2位は韓国のエース、キム選手。3位が久保。
4位に副島選手と、久保恒造が世界のトップ選手に割り込んだ。
この間の網走での走り込み、スピードトレーニングが好記録に結び付いた。
長田弘幸選手との合宿やバイアスロンで行ったインターバル練習も大きい。
25日の1500mでも、3分01秒をマークし、ロンドンパラリンピックA標準を突破した。
ロンドン代表選考では、このあとの大分国際マラソンで、日本人3位以内。
トラックは、来年6月の全日本大阪大会で決まる。
シットスキー、バイアスロンで世界のトップにいる久保恒造の運動能力の凄さを改めて証明した。