2011年10月31日(月)[荒井秀樹]
ロンドンパラリンピック代表選考
2012年ロンドンパラリンピックのマラソン日本代表の最終選考だった「第31回大分国際車いすマラソン大会」に、久保恒造が代表の座をかけて出場した。
雨の中、北海道、東京、関西、九州からスキー部後援会の応援団が集結、日立製作所大分営業所の皆さんやお客様も応援に駆けつけていただき、選手も感激していた。
総勢50名を超える大応援団で声援を送った。
結果は、総合7位、日本人5位の成績で、マラソン代表枠3名には届かなかったが、もし、他の種目で代表になれば、マラソンにエントリーできる6名内に入ったので、次につながる結果だった。
全国から応援を送っていただいた皆様の御陰で、改めて心から感謝です。
(久保選手)
(長田選手)
(TBS朝ズバッの取材を受ける久保選手)
久保のタイムは、1時間31分25秒だった。
久保の最高タイムは、2007年に出した1時間23分台。
この記録には及ばなかったが、バンクーバーパラリンピック以降、レーサートレーニングに特化させ、この1年間で、ここまで復活してきた。
最後まで諦めずに、陸上の他種目で代表の座を狙う。
それは、トラックレース5000mだ。
いよいよ冬のシーズンに入り、11月から3月までは、シットスキーとバイアスロンの競技が始まる。
レーサーのトレーニングとかけもちとなるが、最後まで諦めずにトレーニングしていく。
久保の5000m記録は、先のジャパンパラリンピックでの3位入賞、今季世界記録3位の成績だ。
ロンドンパラリンピック代表へ一歩近づいたが、サバイバルの戦いは続く。
ロンドン代表最終選考は、来年の6月、大阪で行われる。
(日立ソリューションズの応援団)
(小野後援会会長も応援に駆けつけた)
(レースの速報を調べる勝呂事務局員)
激しい雨の中、最後まで応援を頂き、ありがとうございました。
長田弘幸も声援に応え、1時間42分13秒、陸上トラックで活躍する安岡チョーク選手に勝つ24位と奮闘した。
これからの活躍に期待がかかる。
応援に駆けつけた新田佳浩、太田渉子もいい刺激をもらい、今シーズンの決意を新たにしたと思う。