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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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【速報!】新田、阿部選手が3位!!IPC障害者ノルディックスキーアジアカップ1日目の結果

クロスカントリースキー スプリント・クラシカルで
高村和人が優勝!!


国際パラリンピック委員会(IPC)主催の障害者ノルディックスキーアジアカップが1月28日に韓国・ピョンチャン(平昌)で開幕し、大会1日目の男女クロスカントリースキー スプリント・クラシカルが行われました。
日本からは8選手が出場し、高村和人(岩手県立盛岡視覚支援学校教諭)が優勝しました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。


IPC障害者ノルディックスキーアジアカップ
  :韓国大会1日目

■開催日/1月28日(木)
■スタート時間/午前9時30分
■時差/なし ■開催地/韓国・ピョンチャン
■天候/曇り ■気温/-3℃ ■雪温/-10℃
■開催種目/
 男女クロスカントリースキー・スプリント・クラシカル
 立位・視覚障害男子1.6km、立位女子1.6km
●競技方式
 予選を行い、準決勝、決勝を行うノックアウト方式
 予選上位12人が準決勝へ進出、2組に分かれて決勝進出を競う
 各組上位3人が決勝へと進み、決勝は6選手で競う


【男子】
▼立位の部
新田 佳浩 3位 4分00秒37(予選タイム)
川除 大輝 9位 4分17秒74(予選タイム)
佐藤 圭一(エイベックス・グループ・ホールディングス)
       11位 4分23秒15(予選タイム)
星澤  克(立命館慶祥高等学校) 13位(予選敗退)
岩本 啓吾(東京美装興業) 14位(予選敗退)
[優勝:ブラディスラフ・レコムチェフ(ロシア)
     3分49秒26(予選タイム)]


▼視覚障害の部
高村 和人(岩手県立盛岡視覚支援学校教諭)
       優勝 5分00秒10(予選タイム)
(ガイドランナー 藤田 佑平)


【女子】
▼立位の部
阿部友里香 3位 5分09秒07(予選タイム)
出来島桃子(新発田市役所)
        8位 5分31秒92(予選タイム)
[優勝:エカテリーナ・ルミヤンチェバ(ロシア)
     4分45秒95(予選タイム)]


■談話
▼高村 和人
レースで心がけているのは自然をどう攻略するか。相手を意識するよりも自然を意識すると不思議と緊張がほぐれ、自分の持っている力を引き出せる。今日のレースは藤田ガイドのリードのおかげで優勝することができました。また、地元の方や、学校の皆さんの応援が力になっています。
明日のスケーティングでも優勝できるよう自分の力を信じて頑張ります。


荒井 秀樹 監督
2018年冬季パラリンピックが行われる韓国ピョンチャンで、初めてのIPC障害者スキー国際大会が開幕した。
ピョンチャンオリンピックパラリンピック会場には雪がなく、人工雪で作られたコースでのレースだった。
昨シーズンからコンビを組み猛練習に励んできた高村和人(盛岡視覚支援学校教諭)とガイド藤田佑平(早稲田大学)が、IPC国際大会で念願の初優勝を飾った。
また、クラシカルを得意とする新田佳浩と阿部友里香共に3位入賞。
この大会にはアジア以外にロシア、アメリカ、カナダも参加しており、立位障害のクラスは世界のトップレベルの戦いだった。
日本の皆様の応援ありがとうございます。
明日のミドルフリーのレースもチーム一丸となって頑張りますので応援よろしくお願いします。


(出典元:パラノルディックスキー日本チーム ニュースリリース


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