2017年01月04日(水)[荒井秀樹]
確実に速くなっている 川除大輝選手の成長
合宿から帰京しました。東京は暖かいです。
4日になりましたが、年賀状を整理しています。
やっとお正月らしくなりましたが、新田佳浩選手と長濱一年コーチは札幌での全日本大会に出場するため、合宿が続いています。
スキー選手やコーチで、クリスマスやお正月を自宅で迎える方は少ないと思いますが、それだけに普段から家族を大切にしています。
年末年始の時期で、雪の心配がないのは北海道。
例年、多くの選手やチームが北海道に集まります。
今シーズンは全国的に雪が多いと思っていましたが、西日本では「雪不足でスキー場が一時閉鎖した」とのニュースが流れてきました。
雪の多い北海道で1ヶ月以上トレーニングキャンプをしていた川除大輝選手も、パラの全日本合宿に合流し、スキートレーニングに積極的に取り組んでいました。
(川除大輝選手と新田佳浩選手)
先日のタイムトライアル、フリー種目では新田佳浩選手と互角のタイム(IPC計算タイムで)。
この二人、昨年のジャパラ大会でも秒差でした。
そのレースを思い出させるタイムトライアルとなりましたが、川除大輝選手は確実に速くなっています。
ということは、新田佳浩選手も同時に進化しているということです。
まだ左足の踵の回復・調整が続いていますが、本来の力になれば今シーズンも「やってくれる」と期待しています。
チーム内で、一番若い川除大輝選手の頑張りが、チーム全体に活気を与えてくれています。