2017年02月02日(木)[新田佳浩]
世界選手権に向けて
ドイツの世界選手権に向けて、2月1日に出発しました。
今シーズンは「覚悟」をもって臨むシーズンでしたが、11月からの靴擦れに悩まされて、思うようにトレーニングができず、ワールドカップのレースも1試合のみ。
スプリントは自信をもって臨んだのですが、決勝で最後の50mで2選手に抜かれて4位と良い状態ではありませんでした。
けれど、年末年始、そして北海道伊達市大滝でのスキー部の個人合宿で徐々に復調してきました。
復調のきっかけは、2つ。
滑り込みとジャンプトレーニングだと思います。
1つ目の滑り込みは、当たり前のようですが踵を怪我してから歩き方やバランスが崩れて、左右対称の動きができない状況でした。
そのちょっとしたズレを修正するためには、滑り込みが重要だったと思います。
そしてもう1つが、ジャンプトレーニングです。
スキーを滑っているとダイナミックに身体を動かすことや身体を引き上げようとする機会が減少しているように感じ、長濵コーチと話し合ってオフシーズンに行っているポールジャンプやジャンプ系のトレーニングを行いました。
地面を強く踏み込むということを意識することで、スキーでも踏み込んで進むことの意識につながっていると思います。
ただ、自分自身が良い感覚であっても、相手がいるスポーツである限り「勝つ」ということが重要です。
ここまで準備してきたことを、ドイツの世界選手権で発揮するようにしっかり準備しなければならないと思います。
ようやく戦えることが楽しみになってきました。