2017年03月19日(日)[アウローラ]
クロスカントリー・ショートで2位に入った新田選手と長濱コーチのコメント
国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第4戦 札幌大会2日目、クロスカントリー・ショート・クラシカルで2位になった新田佳浩選手と長濱一年コーチからコメントが届きました。
●新田佳浩選手
今日は暖かい状況で距離も短いため、秒差の争いになると思っていた。
その中でスタートしてすぐに、転倒してしまったが、冷静に滑ることができ、途中からは徐々に引き離すことができたのは来シーズンに繋がるレースだと思う。
会場まで応援に来ていただいた方、支えていただいた多くの方に感謝いたします。まだ札幌大会はバイアスロンが続くので、引き続き応援をよろしくお願いします。
●長濱一年コーチ
競技2日目の今日はクロスカントリーショート競技が行われた。
我々は男子立位の部に新田佳浩・佐藤・川除・岩本・星澤選手、女子立位の部に阿部選手、女子座位の部に新田のんの選手、男子視覚の部に高村選手、女子視覚の部に中島選手の以上9名を出場させレースに挑んだ。
天候にも恵まれベストコンディションで行われたレース、男子立位の部5kmクラシカル競技に出場した日本のエース新田佳浩選手が前半から積極的なレース運びを展開し、見事2位に食い込み銀メダルを獲得した。
今大会このレースに狙いを定めていただけにしっかりこの競技でメダルを獲得できたことは流石ベテランらしい貫録ある滑りだった。また、新田選手は今シーズン最終レースにもなり締めくくりにふさわしい形でレースを終えられたことは、来年のピョンチャンパラリンピック本番を見据えた上でも大きな自信に繋がる内容であった。
一方、他の選手8名も積極的なレースを心がけ挑んだが、後一歩及ばず入賞を逃した選手も多くチーム全体としても評価のできる内容であった。
新田選手の銀メダル獲得でチーム全体が一気に盛り上がり上向き傾向にある。この勢いを後半戦のバイアスロン競技に繋げ更にメダル量産をめざし引き続きチーム一丸となり頑張って行きたい。
(出典元:パラノルディックスキー日本チーム ニュースリリース)
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