
2017年04月01日(土)[荒井秀樹]
INASスキー世界選手権大会閉幕
「2017INAS知的障害者スキー世界選手権大会」がフランス西南部のピレネー山脈の麓にあるグレットで開催され、雪不足等ありましたが全日程を終了しました。
クロスカントリースキー競技で、地元のスキークラブが競技運営をしていると理解していましたが、実際はフランス知的障害者スポーツ連盟のスタッフ数名で運営していて、「どうも全員、運営に慣れていない」と感じていたのですが、正直驚きです。
計時計算だけは外注していましたが、スキー専門の業者ではなく、トランスポンダでの計時でしたが、なんと!スタートバーがなく、結局はスタートタイムは手動で計時をしていました。
地元のボランティアの方を集めて関門係をお願いしましたが、競技のことを理解していない方もいて苦労しました。
(ゴールラインの準備をする役員)
(英語が全くできない役員の方もいて大変でした)
そう考えると、日本のスキー大会の運営は完璧に近く、先日のIPCワールドカップ札幌大会でも技術代表のギョルギー氏やバイアスロンの国際レフリーのジョー氏も「運営が素晴らしい」とお褒めの言葉を頂きました。
札幌大会では、日本のエース!新田佳浩選手がクラシカルで銀メダルを獲得、バイアスロン連盟や札幌スキー連盟の役員の皆様も祝福してくれました。
ここINASの大会でも、メダル受賞者はもちろんですが、参加した選手全員を祝福、標高の高い1600mでのレースで、スタッフや選手らにも労をねぎらいました。
(荒井監督の情熱日記4月1日)