articleID:14235;categoryID:463

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!
日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
日常の素顔から大会日記までをお届けします。

ここから本文

INASスキー世界選手権大会閉幕

「2017INAS知的障害者スキー世界選手権大会」がフランス西南部のピレネー山脈の麓にあるグレットで開催され、雪不足等ありましたが全日程を終了しました。


クロスカントリースキー競技で、地元のスキークラブが競技運営をしていると理解していましたが、実際はフランス知的障害者スポーツ連盟のスタッフ数名で運営していて、「どうも全員、運営に慣れていない」と感じていたのですが、正直驚きです。
計時計算だけは外注していましたが、スキー専門の業者ではなく、トランスポンダでの計時でしたが、なんと!スタートバーがなく、結局はスタートタイムは手動で計時をしていました。
地元のボランティアの方を集めて関門係をお願いしましたが、競技のことを理解していない方もいて苦労しました。


[写真]ゴールラインの準備をする役員
(ゴールラインの準備をする役員)


[写真]役員ミーティング
(英語が全くできない役員の方もいて大変でした)


そう考えると、日本のスキー大会の運営は完璧に近く、先日のIPCワールドカップ札幌大会でも技術代表のギョルギー氏やバイアスロンの国際レフリーのジョー氏も「運営が素晴らしい」とお褒めの言葉を頂きました。
札幌大会では、日本のエース!新田佳浩選手がクラシカルで銀メダルを獲得、バイアスロン連盟や札幌スキー連盟の役員の皆様も祝福してくれました。


ここINASの大会でも、メダル受賞者はもちろんですが、参加した選手全員を祝福、標高の高い1600mでのレースで、スタッフや選手らにも労をねぎらいました。


(荒井監督の情熱日記4月1日)