2017年08月29日(火)[荒井秀樹]
パラカヌー世界選手権大会にロシア選手出場
江東区出身の瀬立モニカ選手がパラカヌー世界選手権大会で頑張っていますが、この大会にロシア選手が出場しています。
ロシアの国ぐるみで行なわれていたドーピング違反、IPCは「ドーピングを一切認めない」ことを決定し、ロシアはパラリンピックへの出場資格停止になっています。
しかし、ロシアが参加しているのを知って関係者に聞いてみたら、「パラリンピックへの予選等を兼ねていない、IPC公認でない大会は、国際競技団体(IF)でちがう」ようです。
パラカヌーは国際カヌー連盟が統括しており、「オリンピックの健常者のレースにロシア選手が参加している場合、パラ選手も出場している」と聞きました。
9月中旬にIPCからロシア資格について発表があるようですが、選手を守るためにも、アンチドーピングへの取り組みを強めたいと思います。
なお、瀬立モニカ選手は8位でした。