2017年11月29日(水)[荒井秀樹]
タイムランチャーに新機能
松本市に本社のある株式会社アドバンスト・インフォメーション・デザイン(AID)様へ行ってきました。
パラノルディックスキー競技で自動的に順位やトップとの差を計算するシステム「タイムランチャー」は、パラ日本チームの要請をうけた株式会社AIDによって、2002年ソルトレークパラリンピックに向けて開発されました。
((株)AID開発者の皆様と)
パラリンピックでのクロスカントリースキーやバイアスロンは、30秒毎に選手がスタートし、実際に走ったタイムに障がいに応じたハンデ(パーセンテージ)をかけたタイムで競います。
この複雑な計算を瞬時に行ない、走っている選手に現在の順位等の状況を伝えることができます。
今までは無線で各コーチに伝達していましたが、新タイムランチャーは、この情報を各コーチや会場にいる応援団、日本にいる方々のスマートフォン等にも配信できるようにしました。
これで日本にいてもリアルにレース状況を共有することができます!AIDの皆様、ありがとうございます。
(タイムランチャーの新機能)