2018年02月09日(金)[荒井秀樹]
ワールドカップの総合優勝
2月3日(土)からフィンランドのボッカティで開幕した大会も5日目で最終戦、クロスカントリー・ロング・クラシカルが行われました。
日本からは6選手が出場し、男子立位の新田佳浩選手が4位、女子立位の阿部友里香選手が5位に入賞しました。
男子視覚の高村和人選手(岩手県立盛岡視覚支援学校教諭)と女子立位の出来島桃子選手(新発田市役所)は7位、そして男子立位の佐藤圭一選手(エイベックス)が9位、岩本啓吾選手(東京美装興業)は11位でした。
(新田選手 悔しい4位)
日本選手達は粘り強い走りをみせてくれましたが、特にクラシカルを得意とする新田佳浩は、平昌でも金メダル候補のライバル、フィンランドのイルカ選手、ウクライナのグレゴリー選手に逆転で競り勝ちして上位に入り、今までロングレースでは後半にペースが落ちてしまうことが多かったのですが、後半にも強さをみせることができました。
これは、この間のチーム合宿やナショナルトレーニングセンターでの強化が着実に前進していることを証明しています。
平昌までの残された期間、選手9名ガイド1名、スタッフとともにチーム一丸となって取り組んでいきます。
W杯への多くの皆様のご声援、ありがとうございました。平昌パラリンピックへの応援、どうぞよろしくお願いします。