2018年06月29日(金)[長濱一年]
長濱一年監督 春のQ&A《6月号》
6月はオフシーズントレーニングの合宿に取り組む監督と選手たち。
JISSの体力測定の位置づけ、新田選手のメダル獲得への思い、リラックスするためにされていることを伺いました。
金メダル獲得のために新田選手とともに突き進んだ4年間であったことが深く伝わるお返事をいただきました。ぜひご覧ください!
A. 現在、春と秋の年2回実施しているJISS体力測定ですが春の体力測定の趣旨は、これから本格的に始まるオフトレーニングに向けた準備ということで現在の身体コンディションとレベルがどの程度の位置にあるかを確認することが最も重要とされます。今回の測定結果から選手個々の運動強度に必要な心拍数を割り出しトレーニングの効率化を図ります。春の体力測定はそういう意味でオフトレーニングの競技力向上を高めるため不可欠といえます。
Q. 新田選手が金メダル、銀メダルを獲得されおめでとうございます。本当に二人三脚での勝利だと思います。監督からのメダル獲得の思いを是非お聞かせください。
A. この4年間、新田選手が目標に掲げてきた平昌での金メダル獲得「センターポールに日の丸を掲げる」を目指し二人三脚で取り組んできました。目標を実現させるため新田選手は来る日も努力惜しまず覚悟を決め過酷なトレーニングにも耐え目標を見失うことなく地道に取り組んできた姿勢をまずもって評価します。私も夢を叶えるために微力なから貢献できたこと、一緒にその瞬間を迎えられたことに感謝の気持ちで一杯です。熱意を持ってやるべきことと「向き合って+取り組んで+やり切って」の行動に対し達成感を感じています。新田選手と出会えて本当に良かったと思います。これからも選手と指導者との良い関係を保ちながら強化に取り組んで行きたいと思います。
(活動報告会にて平昌での活躍を伝える映像を見る監督、選手たち)
(活動報告会にて)
Q. お忙しいことと思いますが、リラックスするときには何かされていますか。読書や音楽、映画でしょうか。あるいはランニング?よろしければお聞かせください。
A. この4年間、新田選手の目標実現のため私も覚悟を決め共にスノーマイルを優先し歩んできたので特段リラックスできる時間は少なかったのですが、選手は日々成長します。選手が成長すると同時に指導者も成長しなくては同じベクトルで進むことができません。指導者も体力勝負になるため、時間のある時は適度な運動「ランニングと筋力トレーニング」を行い体力維持を心がけてきました。また、30歳の時、友人の誘いで始めたサーフィン、今はめっきり回数は減りましたがロングボード片手に海に向かい広い海を眺めながら息抜きサーフィンを楽しみ気の張る思いをコントロールしています。
長濱一年監督、今月もありがとうございます。今後も監督の選手との取り組みや活躍を応援しております!