2023年03月17日(金)[アウローラ]
アジア カップ札幌大会を前に、新田選手、川除選手のコメントが届きました
国際スキー連盟( FIS )、特定非営利活動法人日本障害者スキー連盟 JPS主催の、「 CO・OP2023FISパラ・ノルディックスキー アジア カップ札幌大会 ~ウクライナ特別招待・親善大会 」が3月18日に北海道札幌市で開幕します。
本大会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を鑑み中止・延期となった過去2年間を経て、国際スキー連盟( FIS )主体のコンチネンタルカップの開催として、実に4年ぶりの国際大会となります。
2018平昌パラリンピック金メダリストのレジェンド新田佳浩選手や、2022北京パラリンピック金メダリストの川除大輝選手らを擁する日本代表チームをはじめ、カザフスタン、韓国、モンゴルのアジア各国選手の出場に加え、 昨年日本障害者スキー連盟で実施した募金活動を通じウクライナチームのご招待を予定しており、スポーツの力による世界平和へのメッセージを強く発信していく大会とも位置付けております。
大会初日を前に、新田佳浩選手、川除大輝選手からコメントが届きましたのでご紹介いたします。
●新田佳浩選手
今シーズンはIPCからFISに移行された中で、総合ランキングで3位に入ることができたことは自分自身が長い競技生活の中でも思い出に残るシーズンの一つとなりました。
ただ、今シーズンはW杯だけではなく日本で行われる札幌アジアカップで最高のパフォーマンスをするということを思い描きながら過ごしてきました。
アジアカップには韓国、モンゴル、カザフスタン、そしてウクライナも参加します。各チームの選手、スタッフは「この札幌に来ることを楽しみにしている。」と言ってくれます。
そんな中でパラアスリートのレベルをいろいろな方に見ていただき、スピードを感じてもらえるように3レースをしっかり滑り、良い形でシーズンを締めくくりたいです。そして、今回は札幌市民との交流ができることも楽しみにしています。
●川除大輝選手
今シーズン最後の大会のアジアカップが日本国内で開催される事、大変嬉しく思います。皆さんに良い結果を報告出来るよう頑張ります。また、大勢の応援も駆けつけてくださるという事なので、パラクロカンのすごさを見せられたら良いなと思います。
そして、今後のパラリンピックに向けて注目して頂けるように頑張りたいと思います!応援の程宜しくお願い致します。
■アジア カップ札幌大会概要
◎日程
3月18日(土) 5km クラシカル
3月19日(日) スプリント クラシカル
3月21日(火) 10km フリー
◎競技会場:札幌市白旗山競技場
◎競技種目 クロスカントリースキー
◎関連イベント等
3月19日(日)クロスカントリーでファンラン
3月20日(月)トークショーイベント(13:30~、15:30~)