公益財団法人 日本障害者スキー連盟主催の第26回全日本障害者クロスカントリースキー競技大会が1月6日(土)北海道旭川市富沢クロスカントリースキーコースで開幕し、1日目のクロスカントリースキー　クラシカル5kmが行われました。

本大会は長野パラリンピックが開催された1998年に第1回大会が開催され、本大会で26回目の開催となります。
この大会は、国際競技規則を適用したレベルの高い競技会を競技団体と共に開催することにより、パラスポーツの認知度を上げるとともに、障がい者の広い社会参加を促進する。また、日本におけるクロスカントリースキーの競技力向上や普及・拡大を図り、活力ある共生社会の創造に繋げていくことを目的としています。

■第26回全日本障害者クロスカントリースキー競技大会 1日目クラシカルの結果
◎開催日／1月6日（土）　
◎開催地／富沢クロスカントリースキーコース（北海道旭川市神居町富沢）
◎天候／晴れ　　気温／-1度　　雪温／-4度
◎開催種目／クロスカントリースキー・クラシカル　5km
・6日、7日ともにタイムレースで、6日はクラシカルテクニック、7日はフリーテクニックとする。
・30秒間隔のシングルスタートとする。
・実測タイムに障がいの程度ごとに設定された係数（％）を掛けた計算タイムで順位を決める。
・6日は障がいクラス・カテゴリーをコンバインド（合併）して競技を実施する。

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■コンバインド男子　クラシカル5km　リザルト
1位　川除 大輝（日立ソリューションズ、富山県、LW5/7）　15分06秒
2位　新田 佳浩（日立ソリューションズ、東京都、LW8）　15分15秒
3位　岩本 啓吾（土屋ホーム、札幌市、LW3）　15分23秒
4位　有安 諒平（東急イーライフデザイン、東京都、B2）　15分53秒
　　　ガイド：藤田 佑平（スポーツフィールド、札幌市、ガイド）
5位　佐藤 圭一（セールスフォース・ジャパン、愛知県、LW8）　16分01秒
6位　源 貴晴（アムジェン、札幌市、LW12）　16分19秒
6位　山田 雄太（北海道エネルギーパラスキー部、旭川市、ID）　16分19秒
8位　村越 裕太郎（十日町アクティブスポーツ/あかね園、新潟県、ID）　16分36秒

■コンバインド女子　クラシカル5km　リザルト
1位　阿部　友里香（日立ソリューションズ、東京都、LW6）　19分26秒
2位　出来島 桃子（－、新潟県、LW6）　20分14秒
3位　岩本 美歌（北海道エネルギー/青森大学、青森県、LW8）　20分38秒
4位　志村 里莉朱（日総/チームコムレイド、旭川市、ID）　21分55秒
5位　大場 碧（特別養護老人ホームいこいの里「あい」/チームコムレイド、愛別町、ID）　21分57秒
6位　半谷 静香（トヨタループス、東京都、B1）　23分01秒

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■談話
▼川除 大輝選手
今日のレースはワックスが難しい状況でしたが、得意の上りで他の選手を引き離すことができました。
また今シーズン初戦のレースでしたが、オフシーズンの練習の成果が出せたと思います。
今月からイタリアでワールドカップが開催されます。そこに向けてさらに練習を積んで自分の力を発揮できるよう頑張りたいと思います。
応援の程よろしくお願いいたします。

▼阿部　友里香選手
私事ですが昨年の４月に第一子を出産し、産後初のレースでした。今シーズンはまだ充分スキーに乗れていなかったので不安がありましたが、多くのことは考えず基本に忠実にやった結果、今回の成績に繋がったと思っています。
まだまだ課題は山積みなので、今回の反省を踏まえて、次回のレースまでにしっかり準備をしていきたいと思います。
日本各地、大変な中ではありますが、大会を開催してくださったスポンサーの皆様、大会関係者、スタッフの皆様に感謝いたします。そして、被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

（川除大輝選手）

（阿部友里香選手）