2023年12月18日(月)[新田佳浩]
フィンランド遠征も無事終了!
11月から続いたフィンランド遠征も終わりました。
今シーズンはパラリンピック、世界選手権もないので強化をするシーズンでもあります。
Saariselkaでは滑り込むことが中心でしたが、Vuokattiでは試合を意識したタイムトライアルの中での滑り込みでした。
苦手にしていたスケーティングも徐々に良い感じになってきました。
Vuokattiはフィンランドのナショナルトレーニングセンターでもあるので、各国の選手が来ます。
(Vuokatti Sports hotel)
今週末はW杯の権利を獲得するためのスカンジナビアカップのレースが行われました。
各地で行われるスカンジナビアカップでポイントを獲得し総合トップだった選手はW杯に出場する権利を得ることができます。
W杯に出場できない選手にとって、個人で権利を獲得することは本人、クラブチームにとっても非常に重要な大会でもあります。
そのため、数日前からワックススタッフは朝から晩までスキーテストを行っていました。
日本チームは大会等がない遠征でしたが、基本的に個人でスキーメンテナンスを行います。
ただ、クラシカルではスリップしないためのグリップワックスは、数十種類あるグリップワックスの中でその日に合ったワックスを選んでかけるため、選手より先に行って準備する長濵さんには本当に感謝しかありません。
(クラシカルで滑る新田選手)
この遠征の目標は、雪上での滑走距離とローラースキーとは違う雪上トレーニングの移行期間でしたが、良い形で終わることができたと思います。
この後は帰国して国立スポーツ科学センターで今回の遠征でのフィートバックを行いながら、24日から行う日立ソリューションズAURORA合宿に向けてもう一度準備を進めていきたいと思います。
ワックスキャビンに向かう途中にリスがいたので思わず撮影・・・
(リス)
フィンランド、Kiitos(ありがとう)
この遠征を1月のW杯に繋げられるように頑張ります。