2024年03月17日(日)[アウローラ]
ワールドカップファイナルスプリント・フリーに出場した新田選手と阿部選手、長濱監督のコメント
国際スキー・スノーボード連盟(FIS)主催のパラノルディックスキーワールドカップファイナルカナダ大会のクロスカントリースキースプリント・フリーに出場した新田佳浩選手と阿部友里香選手、長濱一年監督のコメントをお伝えします。
■談話
▼新田佳浩 選手
本日はスプリントフリー種目でした。
予選が行われた午前10:30前後はバーンも固く高速でレースが展開され9位で通過することができました。
準決勝は午後12:00以降だったため、予選とは違い日差しのある場所はコースが緩んだ難しい条件に変わりました。
同じ組で滑った川除選手から10秒遅れてのスタートでウクライナ選手たちに付いていくことが精一杯でしたが、転倒した選手をなんとか抜くことができ、組で4位と決勝に進むことはできませんでしたが、粘り強く滑り切ることができたことは明日の20kmクラシカルマススタートに繋がると思います。
明日は今シーズン最終戦、良い形で終えられるように頑張りたいと思いますので、引き続き応援のほどよろしくお願いします。
▼阿部友里香 選手
昨年は産休でお休みし2シーズンぶりのワールドカップは、久しぶりの緊張感もありどうなるかと思いながら準備を進めました。出場した2レースともしっかり滑り切ることができましたが、満足のいく結果を出すことができませんでした。
今回、ワールドカップに参戦し世界との差、縮めなければいけない差を確認できたことは良かったです。また娘を連れて来れる環境を作ってくださった方々に感謝します。
応援ありがとうございました!
▼長濱一年 監督
本日ワールドカップ最終戦2試合目はスプリント・フリー種目が行われ日本チームは男子座位の部・男女立位の部・男子視覚の部に11名を出場させ挑んだ。
日本最高順位は男子立位の川除の4位でした。順当に勝ち進みファイナルでは表彰台をめざしスタートを切ったが、ゴール手前400m地点で後続からの集団に抜かれ悔やむ結果になった。しかし、今日のコースコンディションから考えるとLW5/7選手には不利な条件の中でよくやってくれた川除を評価したい。
ほか出場した男女立位の選手も多くの選手がセミファイナルに進んだことで、成長とこの先につながる兆しを感じとれるレース内容であった。残すところ明日の最終レースに全てを賭け全力で頑張りたい。
最後まで声援をよろしくお願いします。
(新田佳浩選手)
(阿部友里香選手)