国際スキー・スノーボード連盟（FIS）主催のパラノルディックスキーワールドカップファイナルカナダ大会のクロスカントリースキー5kmクラシカルで優勝した川除選手と長濱監督のコメントをお伝えします。

■談話
▼川除大輝　選手
今日はワールドカップファイナルの初戦の5kmクラシカルでした。結果は優勝する事ができました。
なかなか調子が上がらない中で、ワックスチームのおかげでワックスがピタリとはまり今の最善の滑りができました。
総合優勝がかかった大切な試合なので、さらに調子を上げラスト2戦頑張っていきたいと思います。
応援の程よろしくお願いします。

▼長濱一年 監督
本日ワールドカップ最終戦、クロスカントリー競技1試合目の5kmクラシカル・インディビジュアル種目が行われ、日本チームは男子座位の部・男女立位の部・男子視覚の部に11名を出場させ挑んだ。
日本最高順位は男子立位の川除がライバルをおさえ見事優勝した。気温の上昇により雪解けが進みスキーの滑走性が落ちる苦しいレースになったが、持ち前のスキー操作と諦めない姿勢をゴールまで維持し勝ち取った勝利になった。今日の勝利を励みに残り2試合も勢いに乗り、2年連続ワールドカップ総合チャンピオンめざし頑張らせたい。
また、新田も苦しいコース条件の中、表彰台に一歩及ばなかったものの4位と健闘した。ほか出場した選手全員がクラシカル走法は技術的に良い状態にあるので、この後のレースで今シーズン最高リザルトを獲得できるよう頑張らせたい。
引き続き最終レース終了まで選手にたくさんの声援をよろしくお願いします。

（表彰式の川除大輝選手）

（川除大輝選手の健闘を称える日本チームのメンバー）