
2025年02月13日(木)[アウローラ]
世界選手権ドッビアーコ大会10kmクラシカルで優勝した川除大輝選手、長濱一年監督のコメント
国際スキー・スノーボード連盟(FIS)主催のパラクロスカントリー世界選手権イタリア ドッビアーコ大会のクロスカントリースキー・10kmインターバルスタートクラシカルで優勝した川除大輝選手と長濱一年監督のコメントをお伝えします。
■談話
▼川除大輝 選手
今日のレースで今シーズン初優勝することが出来ました。
最後まで気の抜けないレース展開でしたが勝ち切ることができ、自信に繋がるレースでした。
レースに関わってくださった皆さん、応援してくださった皆さんありがとうございました。まだレースが続きますので引き続き頑張ります。
(川除大輝選手)
▼長濱一年 監督
イタリア・ドッビアーコ世界選手権初戦10kmクラシカル種目が行われ、日本は男子座位、男女立位、男子視覚の部に12名(ガイド1名含む)を出場させ挑んだ。
日本チーム最高順位は、男子立位の部に出場した川除が見事優勝を飾り金メダルを獲得した。
川除は前半ライバルにリードされたが、慌てることなく落ち着いた滑りを心がけ、中盤から加速しトップにおどりでるも秒差を争う展開となった。最後は気迫あふれるラストスパートで秒差を守り切り、今シーズン初優勝を勝ち取る感動的なレースを見せてくれた。川除の優勝に拘る姿勢と頑張りを高く評価したい。
また、本日は雪質に合わせるグリップワックスの選択が難しく、レース前に急遽作り変える作業も加わり、その条件に速やかに対応したワックス班の素晴らしい作業内容も高く評価している。加えてコース上で選手をサポートするスタッフ間の連携体制も抜群に冴え、チーム一丸となり勝ち取った金メダルであったと思っている。
勢いづいた我々は上昇気流に乗り、明日も攻める姿勢を崩すことなくレースに挑み頑張りたい。引き続き応援よろしくお願いします。
(パラノルディックスキー日本チーム)