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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!
日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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海外選手の強さ

北欧のレースは、寒さ対策も必要だ。
今日のレースは、快晴。寒さも一段と厳しかった。
太田渉子も7位と精彩がなく、走れていない。
内容も悪く、タイム差、身体の動きも悪い。


[写真]タイマーを動かして、選手を待つ荒井監督
(タイマーを動かして、選手を待つ)


持ち味の切れのあるスケーティングをイメージして、
後半戦を戦ってほしい。
バイアスロンは、
各国とも射撃のレベルが向上し、
より僅差の戦いとなっている。
だからこそ、スケーティングの走力が勝敗を決める。


[写真]風の強い日、自然の凄さがわかる
(風の強い日、自然の凄さがわかる)


[写真]持ってきた水が凍っていく
(持ってきた水が凍っていく)


そんな中、なぜロシアは強いのかが、よく分かる。
シットスキーの新人が、指が凍り動かなくなった。
汗で濡れて、凍った手袋を交換し、コーチの手袋をつけている。
最後まで、あきらめないで走って行った。


[写真]指が凍って、動かなくなったロシアの選手
(指が凍って、動かなくなったロシアの選手)


両腕に障害のあるロシアのコンスタンチン選手は、
な・な・・なんと、
手袋をせずに走っている。
出身のシベリアの極限の寒さを知っているから、
これくらいの寒さは、寒いうちには入らないのだろう。
凄い奴だ。


[写真]手袋をしていないロシアの選手
(ロシアの選手、手袋をしていない)


彼らは、今、代表の座を争う真っ最中。
選手50人近くが参戦し、競っている。
そんな生き残りの戦いをしている選手と、
今の日本選手の気合いを比べたら、
もう、その時点で負けているとしか、言いようがない。


「根性だけでも負けないぞ」という気迫が必要だ。
ノルウェー大会の後半戦、バイアスロン2レース。
日本選手のガッツある巻き返しに期待したい。


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