2009年12月19日(土)[荒井秀樹]
バイアスロンパシュート、決勝1本で行われる
昨日、-20℃を超えたノルウェー・シューショーエン。
スタジアムやコースでは、-25℃近くだった。
(太田渉子の得意種目パシュート)
今日19日のレースは、バイアスロン・パシュート。
本来なら、予選を行い、上位10位までが決勝に進む。
射撃のペナルティーも、1発外すと予選は20秒の加算、決勝は80mのループを回る。
しかし、選手の健康上の安全を考え、試合形式を変更した。
1発外すと80mのペナルティーループを回る決勝の方式を行い、1レースで、勝敗を決めることにした。
走力に自信のある選手ほど、有利なレース展開になるだろう。
(パシュートのペナルティーループは80m)
また、-20℃を超えたら、ルール通りに、レースを取りやめることも告げられた。
レース2日前には、完成していなかった射撃場も間に合い、スタンディング、シットスキーの射座とブラインドの射座が各国に割り当てられ、公式トレーニングが行われた。
数少ないボランティアさんで、完成させた射場。
シューショーエンの人達の温かい心が伝わる。
本当に感謝だ。
(バイアスロンの射場)
(視覚障害クラスの射座)
新田佳浩は、阿部コーチと一緒に弾痕の最終チェックを行った。
風の向き、強さを読んで撃っていかなければ命中しない。
スキー部からは、久保恒造、新田佳浩、太田渉子の3選手が出場する。
日本チームでは、出来島桃子(新発田市役所)、佐藤圭一選手(中電CTI)、鹿沼由理恵選手(DHLジャパン)も出場する。
いよいよ総力戦。
日本の多くの皆さんの応援を 心からお願いする。
(阿部コーチの指示を聞く新田佳浩)