2006年10月11日(水)[長田弘幸]
リハビリ
私事ですが6月に肩の手術を終え、おかげさまで7月に無事退院いたしました。入院期間中は皆様にご心配とご迷惑をおかけしましたが、現在はリハビリに通い筋力の回復を目指しています。
初めの頃のリハビリでは、可動域が狭くなってしまった肩関節を元に戻すストレッチ(仰向けに寝て腕を上げる運動、肩幅の棒を使っての外旋運動、滑車を使って腕の上下運動)とマッサージ、500g程度の軽い負荷でのウェイトトレーニングを行っていました。
手術後1ヶ月程経った頃には動く角度も少しずつ広がってきて、リハビリの先生にも順調に回復していると言われました。また、その頃から、リハビリのメニューが増えました。ゴムバンドを使ったインナーマッスルのトレーニングです。車椅子のタイヤでゴムを押さえて横に腕を上げる動作と、肩幅にゴムバンドを持って外側に引っ張る外旋動作です。
ご存知の方も多いと思いますが、インナーマッスルのトレーニングは軽い負荷で回数を多めに行います。もうひとつのポイントは正しいフォームで行わなければ目的とする筋肉が鍛えられないそうです。この正しいフォームというのがなかなか難しく、肩の高さが上がらないように鏡で確認しながら、ゆっくりとしたリズムで行っています。とても地味なトレーニングではありますが、肩の安定には大切なトレーニングになるそうです。
今はまだ以前に比べて関節の可動域が狭くなっているということと、手術部分の腱板がうまく使えていないというところがあります。
手術直後の時はベッドから車椅子へ移動するのにわずか10cmぐらいの隙間が移動できなかったり、自分で腕を上げる動作ができなかったので、左手で箸を使って食事をしていました。監督が以前、左右同じように使えるとストックワークが上手になると言ったのを思い出しました。(焼き魚を食べるのが難しく今はすっかり右手に戻りましたが・・・)その時から比べると順調に回復しています。
先日からはリハビリの先生が補助に付いての腕立て伏せというメニューも増えました。アスリートとして復帰までにはもうしばらくかかりそうですが頑張ります。またリハビリの内容や進み具合などを報告したいと思います。