2007年06月14日(木)[荒井秀樹]
体力測定
2007年度のシーズンに向け、井口深雪選手引退後の日立システムスキー部を担う、長田・新田・近藤の3選手が筋力トレーニングと肉体改造に取組んでいます。
そのスタートに、横浜で体力測定や能力測定を行いました。
ノルディックスキーに使う筋群を徹底的に鍛えようと考えていて、
この体力測定で目標値を決め、オフシーズンどこまで達成できたかを、年4回実施し、結果を分析します。
また、トレーニングへの進捗状況への評価も加え、2010年のバンクーバーパラリンピックまで海外の選手に負けない体力とパワー、そして精神力をつけたいと考えます。
このストレングス専任のコーチは、永友憲治先生。
今シーズンから、スキー部のコーチとして、ストレングストレーニング専門家がサポートします。
日立システムスキー部だけではなく、日本チームへもサポートをお願いしようと考えています。
永友先生は、以前、荒井が勤めていた江東区深川スポーツセンターのトレーニング指導の先生で、この春、偶然にも、国立科学スポーツセンター(JISS)でばったり再会し、お願いしコーチングが実現した次第です。
永友先生は、JOCやJISSの指導や自転車競技ナショナルチームのコーチも担当されていて、大変忙しい中、引き受けてくれました。
今回の体力測定では、筋群の断面を見るMRI検査や最大酸素摂取量などの、スポーツ選手に必要なメディカル検査も含め行いました。
写真は、新田選手がポールウォークで全身持久力の検査、シットスキーの長田や近藤はすでに終わり、最後の検査を見守ります。
心拍数と乳酸、酸素の摂取量等など・・。
つらそうな新田選手に「ガンバ~!」「まだまだ!!」の掛け声。
最後は、へたり込むまで上り坂を走り、
検査員の先生に「根性あるね~」と、褒めていただき、
なんとなく、みんなの自慢でした。
頑張ったのは、新田選手なんですが・・・
このデーターを基に、パワーだけではなく、俊敏性や瞬発力の筋力・持久力のトレーニングがすでに始まっています。
次回の更新はトレーニングの様子を皆さんにご紹介します。ご期待ください。
ここでは、栄養指導も受けられます。
担当された管理栄養士さんもスキー部のブログを見てくださっているようで、「監督の似顔絵にてるね!」って笑っていたそうです。
そう言えば、僕の顔をみて笑っている人がいたような、いないような・・・?
興味のある方は、有料ですが横浜市のスポーツ医科学センターで体力測定や栄養指導を受けてみてはどうですか?
スポーツ選手でなくても受けられますよ。