2008年01月21日(月)[荒井秀樹]
ワールドカップドイツ大会3日目 レース展開速報
ワールドカップドイツ大会の3日目、スタンディングの部5kmは2.5kmを2周するコースで行われた。気温が-4℃に下がり、全体的に高速のレースとなった。
スタンディング男子・新田選手は、短距離のハイスピードな展開になると厳しい。新田のような片腕切断選手は、両腕を使える選手に対抗するためのパワーをつける必要がある。
女子の太田選手は、1周目でライバルのユリヤ(ウクライナ)と秒差の競り合いを演じたが、2周目で引き離され、3位入賞はならなかった。
シッティングの部の男子・長田選手、女子・近藤選手も同様で、短距離ではよりパワーが必要になる。
明日はドイツ大会最終日。新田が得意とするクラシカルなので、メダル獲得を目指して頑張りたい。
★【明日の競技予定(最終日)】
1月22日(火) 9時スタート
▼スタンディングの部
男子クロスカントリー20kmクラシカル
女子クロスカントリー15kmクラシカル
▼シッティングの部
男子クロスカントリー15km
女子クロスカントリー10km