2008年01月21日(月)[新田佳浩]
新田選手銀メダル獲得 しっかり粘り4秒差で2位
スキー技術では世界でもトップに入るといわれていましたが、海外選手のスピードとパワーに対抗することができず、ここ数シーズンは思うような結果を出すことができませんでした。
そこで今シーズンから海外の選手に対抗するためにスピードとパワーを身に付けるため、春先から積極的にウエイトトレーニングを行ってきていました。
その成果はシーズンが近づくにつれて、スキーの滑りでも力強さが生まれ、苦手としているスケーティングでも、一昨日8位と手ごたえのあるレースができました。
今回のレースは10kmのクラシカルレースで、2.5kmを4周して争う形式でした。
得意としているクラシカルでは、いつも先行逃げ切りが自分の必勝パターンでしたが、今回は1kmを通過した時点でトップに約15秒と今まであまり経験したことのないレース展開。
いつもはここからズルズルと離されてしまっていましたが、今日のレースではしっかり粘ることができ、途中トップに立つことができました。
結果的には4秒差で2位という結果でしたが、これまでのトレーニングに自信を持つことができるレースでした。
明日のレースもしっかり滑りきることに心がけたいです。