
2008年02月19日(火)[荒井秀樹]
フィンランドの高校生活
フィンランドで行われたワールドカップも終わり2週間が過ぎようとしている。
フィンランドに留学している太田渉子のスキー技術もレベルアップしているが、渉子の英語力もとてもうまくなっているのには、会うたび驚かせられる。
まったく会話も出来なかったのだから・・・。
これから、日本の高校生も、たくさん海外へ留学していくのだろうなと、なにかそんな予感を感じさせてくれる。
フィンランドの留学先ボッカティの地元新聞に渉子のフィンランドでの生活やどうして彼女がここに留学しているのかを「太田渉子の夢」というタイトルで紹介されていた。
渉子が教えてくれるフィンランドの高校生活は、日本とだいぶ違う。
僕が一番驚いたのは、
フィンランドの高校には、部活がないことだ。
スポーツ活動は全て地域で行っている。
だから、学校の午後3時の下校時間、授業が終われば生徒も先生も誰もいなくなる、と言う。(以前に、午後4時ぐらいに高校へ行った事があるが、誰もいなかった)
それに、カリキュラム選択や時間割は、生徒が作る。大学のようなシステムになっていて、少人数クラス20人ぐらい(渉子のクラスは14人だそうだ)。
5学期制で、それだけテストが多い。
渉子に聞いた。
「日本と一番違うことで、驚いたのはなに?」
渉子は、すぐ答えてくれた。
「授業中、寝ている人がいないのでびっくりした」そうだ。
う~ん、確かに。それはすごい。