2008年06月01日(日)[荒井秀樹]
3年目のフィンランド留学、渉子の進路
フィンランドのヘルシンキから飛行機で1時間、カヤーニーに着いた。
窓から見るカヤーニーは、5月の青空と湖と森、冬のダーク色のフィンランドとは、まったくの別世界。
これからの6月の初夏が最高なのだと言う。
今の時期、なぜここにやって来たのかと言うと、フィンランドへスキー留学させている渉子の進路について高校関係者、プライベートコーチらとミーティングするためである。
太田渉子は、中学2年の14歳で世界デビューし、16歳最年少で出場した2006トリノパラリンピックで銅メダル、2007年には、バイアスロン競技で日本人初のワールドカップ総合優勝の偉業を達成。
そして今シーズンも、ワールドカップで数々の金メダルに輝いた。
3年目を迎えたスキー留学も、高校の授業にもついていけるようになった。
授業はIBクラスなので、英語で行われる。
フィンランドは5月末が、年度の切り替え、学校では卒業シーズンだ。
そして、6月からの2ヶ月間、長い夏休みが始まる。
渉子にとっても、ソトカモ高校の卒業やIB資格の取得の勉学、2010バンクーバーパラリンピックを目指すトレーニングの両立と、全てを一人でしなけらばならない普段の生活は結構大変で、でもなんとか楽しそうにフィンランドの生活を送っているようだ。
このブログで、フィンランドの渉子の生活の様子やトレーニングなど、皆さんに紹介したい。
もちろん、本人からも!