１１月９日に九州大分県で大分国際車椅子マラソンが開催されました。この大会は車椅子レースでは世界一といわれ、世界各国から百人を超えるアスリート達が集まってきます。

レースの日はパラパラと雨が降り、気温も低かったです。僕のスタート位置は前年度のチャンピオン、南アフリカのエレンスト選手の後ろでした。
午前１１時と同時に花火が上がり、スタートしました。
体も軽く、いけると思い勢いよく飛び出しました。

が、一発目の登りの手前から手首に違和感を感じ、登っている最中で痛みが増してきたので無理しないことにしました。何とか30km地点まではいったのですが、シーズン前ということでリタイヤしました。
応援してくれた皆さん、申し訳ありませんでした。
この借りは今シーズンで返します。

そして今回の大分で優勝したのがスイスのハインツフライ選手。彼は今年５０歳で今だに世界記録保持者です。過去にはこの大会で１０連覇！という結果も残しています。彼はいつも回りに笑顔をふりまき、誰でも気軽に話しをしてくれます。
僕は彼の姿をみていつも思うことは、僕もあのような選手になりたい、ということです。